2016年02月04日
雨氷


雨氷という言葉を初めて聞いた。
雨が降った後に、枝などが凍りつくような状況になったことを言うようだ。
特にまっすぐに伸びず、太陽を求めて道の方に伸びた樹木が凍った場合に、かなりの重さになるらしく、折れて倒れたり、かなり傾いたりしていた。
もちろん道に倒木が出て、通行を妨げるために、孤立集落ができたりしていた。
標高が決まった高さの場所が対象になっていたようで、あまりに高かったり低かったりした場所では、起きていない。
そのために、余計に生活に影響していた気がする。
そして、もう1つ、生活に必要な電気や電話などは、電柱に取り付けて延長している。
大抵は道路の脇であったり、山に隣接した場所であったりだ。
今回の雨氷が起きた樹木が傾いたり、倒れたりした先には、ワイヤーがありワイヤーに沿った形で、電気の線や通信の線が張られている。
樹木はかなりの強さでワイヤーに引っかかる。
そのため、電柱が折れたり、曲がったりしてしまう。
今回は非常に広範囲に倒木が起きて、停電などの被害を起こしたが、一本の樹木が倒れただけでも、電柱が傾いたりするので、何本もの倒木が起きてしまった今回は大変だったと思う。
業者さんは迅速に対応して、すでに停電などは無い。すごいことだと思う。
まだ、山には傾いたままの樹木などがあり、この先、雪が降ったり寒い中雨が降ったりした場合や、既に倒れた樹木が滑り落ちたりする可能性があり、予断は許さない状況である。